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PRODUCT DETAILS
〈倉敷鑑定〉南紀重国(無銘 初代) 脇差
在庫状態 : 売約済み
価格 : -----
- 表銘:-
- 裏銘:-
- 時代:江戸(寛永)
- 刃長:50.6cm
- 元幅:30.0mm
- 元重:5.6mm
- 反り:1.3cm
- 先幅:20.1mm
- 先重:4.2mm
- 目釘穴:1個
- 鞘を払って:-
- 刀身のみ:502.0g
- 登録:神奈川県
倉敷美術館鑑定書付
倉敷刀剣美術館の鑑定において初代の「南紀重国」と極められた無銘の脇差です。
南紀重国は大和伝手掻派の末裔と伝わり、新刀期の最上作に挙げられる名匠で、江戸初期の初代から幕末まで十三代続きました。
初代の作風には、大和伝の作風を継承した鎬の高い直刃の作と、相州伝風の互の目乱れを焼いた華やかな作の二様が見られます。
本作は前者の大和伝風の作柄。地鉄は非常によく詰んだ板目肌に、刃寄り柾目がかる精良な地鉄。
直刃が所々ほつれ、沸筋や砂流働く明るい刃紋を焼いた、地刃ともに冴えた名品。
間違いなくお勧めできる一振です。
≪姿≫鎬造、庵棟、鎬高く、やや反り付く。中切先。
≪鍛≫板目よく詰み、柾目交じり。地景良く入る。
≪刃文≫沸本位の直刃にほつれ交じり、沸筋、砂流働き明るく冴える。
≪帽子≫直ぐに先掃き掛けて小丸に返る。
≪茎≫磨上無銘。切鑢、切尻。目釘孔一。
≪鎺≫金着二重。
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