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PRODUCT DETAILS
〈特別保存刀剣〉紀伊国康廣(拵・白鞘)
在庫状態 : 売約御礼
価格 : -----
- 表銘:紀伊国康廣
- 裏銘:-
- 時代:新刀(寛文)
- 刃長:71.4cm
- 元幅:32.7mm
- 元重:7.4mm
- 反り:1.4cm
- 先幅:22.1mm
- 先重:5.0mm
- 目釘穴:1個
- 鞘を払って:1118g
- 刀身のみ:817g
- 登録:広島県
日本美術刀剣保存協会「特別保存刀剣」付
江戸時代、寛文ごろ(1661-1673)。「大坂石堂」(おおさかいしどう)鍛冶として有名な為広の作です。
石堂鍛冶は室町時代に近江石堂寺に移り住んだ「備前一文字」の末裔と伝えられ、康広は生国の紀州から大坂に移って活躍し、「大坂石堂」として名を上げた業物鍛冶です。
本作は地刃ともに精良で互の目丁字の大乱れが華やかな一見して名刀と見える作。
上質な拵えが誂えられ、赤銅磨地の献上鍔に縁頭、目貫は繊細な高彫の武者図。
鞘は塗師による変塗りに青貝が散らされ、柄糸は金茶の蛇腹巻で出し目貫にされた、刀職の技巧を結集した名品です。
≪姿≫鎬造、庵棟、身幅広く重ね厚い重厚な姿。中切先やや伸びる。
≪鍛≫小板目詰み所々肌立つ。地沸付く精良な地鉄に地景入り、やや映りごころあり。鎬地板目に柾目。
≪刃紋≫匂本位の丁字乱れに足、葉良く入り、砂流、金筋働く。物打辺りから焼幅広がり鎬地に至る。
≪帽子≫表は乱れ込んで丸く返り、裏は直ぐにやや掃き掛ける。
≪茎≫生ぶ在銘、茎孔一。鑢目筋違、剣形尻。
≪鎺≫金着せ二重
≪鍔≫丸形赤銅磨地献上鍔。耳に金色絵をほどこす。
≪縁頭≫赤銅魚々子地、武者図を高彫にし金色絵をほどこす。
≪目貫≫赤銅地金色絵、武者図。
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