商品詳細
PRODUCT DETAILS
〈保存刀剣〉包吉(末手掻 拵・白鞘) / 03-0005

在庫状態 : 在庫あり
価格 : ¥350,000
- 表銘:包吉
- 裏銘:-
- 時代:室町時代
- 刃長:19.8cm
- 元幅:17.4mm
- 元重:4.5mm
- 反り:0.0cm
- 先幅:-
- 先重:-
- 目釘穴:1個
- 鞘を払って:158.0g
- 刀身のみ:78.9g
- 登録:和歌山県
日本美術刀剣保存協会「保存刀剣」鑑定書付
末手掻「包吉」在銘の短刀です。
手掻派は大和五派の一派で、東大寺に従属し、「輾磑門」(てんがいもん)という境内西方の門前で作刀したことから、輾磑「てんがい」が訛り、「手掻」と称するようになったとされます。
児手柏包永で著名な「包永」を祖として、鎌倉時代から室町時代まで僧兵などの実戦刀を作刀しました。
室町時代、応永以降の手掻物は「末手掻」と称され、後代の包永・包清など「包」の字を継いだ刀工が活躍しました。
本作は包吉在銘の短刀で、小振りな姿に細直刃を均等に焼き、 よく詰んだ精良な地鉄には大和伝特有の柾肌が見られ、流れに沿った地景や棟寄りに沸映りが顕れるなど見どころの多い一振です。
ツナギあり、刀身と拵の茎孔に若干調整が必要です。
≪姿≫小振りな平造、三ツ棟、重ね薄く、刃区から大きく身幅を減じる。
≪鍛≫板目に柾肌。総体によく詰み、柾肌に沿った地景が働き、沸映り立つ。
≪刃文≫沸出来の細直刃。刃区から均等に焼き、物打で強く沸付く。
≪帽子≫先掃き掛けて小丸に深く返る。刃縁良く沸付く。
≪茎≫生ぶ、細鏨の二字銘、茎孔一。桧垣鑢、栗尻。
≪鎺≫金着せ一重。
≪鍔≫鉄磨地、喰出し鍔。象嵌色絵で龍、菊、栗鼠、鳳凰に蝶などを表す。
≪縁頭≫縁:赤銅魚々子地に金色絵、桐図。頭:角
≪折金≫赤銅魚々子地、金色絵、五三桐。
≪鞘≫青貝散らし
≪柄≫鮫革研ぎ出し
≪切羽≫素銅地銀着
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