商品詳細
PRODUCT DETAILS
〈保存刀剣〉無銘刀(次郎太郎直勝)(拵・白鞘)
在庫状態 : 売約御礼
価格 : -----
- 表銘:-
- 裏銘:-
- 時代:新々刀
- 刃長:73.3cm
- 元幅:31.0mm
- 元重:7.4mm
- 反り:1.4cm
- 先幅:22.1mm
- 先重:5.0mm
- 目釘穴:1個
- 鞘を払って:1118g
- 刀身のみ:817g
- 登録:広島県
日本美術刀剣保存協会「保存刀剣」「特別貴重小道具(拵)」鑑定書付
次郎太郎直勝は直胤の門人で、後にその養子となり、水心子や直胤同様に上州館林の秋元家に仕え、江戸下谷に住しました。
門弟百人といわれる水心子正秀の門人として、大慶直胤・細川正義に次ぐ実力者と評され、井伊直弼による弾圧が行われた頃、安政五年(1858)七月二十二日、直胤の没した翌年に五十四歳で没したと伝わります。
はじめ上総太郎といい、後に次郎太郎と称しています。直勝は、一門で直胤に次ぐ実力者であり、その作風は大別して、相州伝と備前伝がありますが、特に備前兼光の作柄を模範した備前伝には、直胤以上に優れたものが見られます。
本作は無銘ながら得意とする備前伝にならった地刃ともに冴え、長寸ながら手持ちは軽く、取り回しにも優れた名品です。
≪姿≫鎬造、庵棟、身幅、重ね十分ながら手持ちの良い均衡のとれた姿。中切先。
≪鍛≫小板目詰み、やや柾目交じる。良く詰んだ精良な地鉄。鎬に沿ってやや棒映りごころあり。鎬地柾目。
≪刃紋≫匂本位の坂がかった互の目に丁字交え、葉、砂流、金筋働き、匂い口明るく冴える。
≪帽子≫乱れて小丸に返る。
≪茎≫生ぶ無銘、茎孔一。鑢目筋違、栗尻。
≪鎺≫銀無垢一重(二重風)
変塗鞘打刀拵(特別貴重小道具)
≪鍔≫丸形鉄地金象嵌。波龍図。
≪縁頭≫赤銅魚々子地、東下り図。
≪目貫≫赤銅地金色絵、弾琴図。
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