三日月美術

商品詳細

PRODUCT DETAILS

〈特別保存刀剣〉無銘(宇多国宗)短刀

03-0002

在庫状態 : 在庫あり

価格 : ¥220,000

数量

  • 表銘:-
  • 裏銘:-
  • 時代:室町時代
  • 刃長:26.5cm
  • 元幅:22.2mm
  • 元重:4.0mm
  • 反り:0.2cm
  • 先幅:17.0mm
  • 先重:3.3mm
  • 目釘穴:1個
  • 鞘を払って:-
  • 刀身のみ:107.9g
  • 登録:京都府

日本美術刀剣保存協会「特別保存刀剣」付

宇多一派は大和の宇陀郡より鎌倉時代末期に越中(富山県)に移住した刀工集団であり、南北朝時代から栄えました。
国房や国宗が著名で現存作は室町期のものがほとんどだといわます。
国宗は古刀期で永徳(1381-1383)から宝徳(1449-1451)まで三代とされ、本作は室町初期の作刀と見られます。
作域は大和伝の色が濃く、地鉄は板目に流れ肌を交えて白け映り立ち、刃紋は小沸出来の直刃や湾れ、互の目乱れ等が特徴です。

本作は無銘ながら宇多国宗と極められ、特別保存刀剣の鑑定がついた短刀です。
地鉄は大肌交じり、棟に沿って映りが見られるなど見どころが多く、直調の湾刃は大和伝らしい低い焼き刃で、刃縁に小沸が良く付いて金筋、砂流しが良く働き、杢目のような独特な足が刃中にみられるなど面白い作風です。
差表の物打付近、地に一ヵ所アタリ傷がありますが他は特段気になる所はなく、古刀好きの方にお楽しみいただきたい一振です。

≪姿≫平造、庵棟。身幅尋常で重ね薄い
≪地鉄≫板目肌立ち流れごころ。所々に大肌交じる。棟に沿って白け映りが見られ、刃縁は小沸が良くつき、古刀らしい地鉄。表の物打付近に1ヶ所アタリ傷あり。
≪刃紋≫大和風の焼きの低い直刃調に湾れ交じり、金筋、砂流し豊富に働く。刃中にも杢目のような足が多く入る。
≪鋩子≫先掃き掛け、火炎風となり小丸に返る。
≪茎≫生ぶ、切鑢、剣形尻。錆味良。
≪鎺≫銅に銀着せ一重。若干剥がれ有り。

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