三日月美術

商品詳細

PRODUCT DETAILS

夕顔図 縁頭 赤銅魚々子地 金象嵌 螺鈿細工 / 06-0024

06-0024

在庫状態 : 在庫あり

価格 : ¥50,000

数量

  • 銘:-
  • 縦✕横(縁 外寸):36.6mm✕21.5mm
  • 厚さ(縁):10.5mm
  • 重量(縁):16.6g
  • 縦✕横(頭 外寸 ※鵐目含):33.7mm✕17.8mm
  • 厚さ(頭):6.8mm
  • 重量(頭 ※鵐目含):9.8g

緻密な赤銅魚々子地に夕顔の意匠の上品な縁頭。
金、赤銅のほか、葉の一部に螺鈿をアクセントに用いた上品な作です。

夕顔は夏の夕方に白い花を咲かせ、翌日の朝にはしぼんでしまう特徴があり、
源氏物語には儚く奥ゆかしい女性として描かれます。
垣根に咲く夕顔の花を見つけ、教養の深さと風情に惹かれる源氏ですが、
通い始めてほどなく女性の生霊が表れ、夕顔と名付けた女性は息を引き取ってしまいます。

——
心あてにそれかとぞ見る白露の光そへたる夕顔の花(夕顔)
(もしやそのお方ではないかとお見上げします。この夕顔の花に白露の光を添えておいでの貴方さまは)

寄りてこそそれかとも見めたそかれにほのぼの見つる花の夕顔(源氏)
(「もしや」などと仰しゃらないで、もっと近く、なつかしく傍に寄り合い、その人かどうかたしかめてはいかがです)
——

観賞用のほか、脇差などの拵えにご検討ください。
一作ではありませんが、冠図の目貫(06-0022)と合わせてのご購入もお勧めです。

共箱付。

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