三日月美術

商品詳細

PRODUCT DETAILS

藤原信右在銘 大身槍 幕末の豪槍 (白鞘・槍鞘) / 04-0001

04-0001

在庫状態 : 在庫あり

価格 : ¥350,000

数量

  • 表銘:藤原信右
  • 裏銘:越中住
  • 時代:江戸後期
  • 穂長:61.2cm
  • 元幅 / 先幅:31.1mm / 24.0mm
  • 元重 / 先重:11.4mm / 7.5mm
  • 重量(穂のみ):794.5g
  • 登録:石川県

二尺九寸の勤王刀(01-0017)と同工の銘が切られた大身槍、同じ所有者により勤王刀とともに保存されていたものです。
藤原信右(ふじわらのぶすけ)は江戸後期に越中で活躍した刀工です。

穂長が30cmを超えるものを現代では大身槍と呼び、代表格の天下三名槍「日本号」「御手杵」「蜻蛉切」などが挙げられます。
この長い穂先に長尺の柄をつけると大変な重量となり、よほどの豪傑でなければ扱えたものではありません。
加えて、鋼を反りなく真っ直ぐに鍛錬するのも相当な技量が必要です。
そういった背景からも量産することは現実的ではなく、足軽などの雑兵は穂先の短い槍を使用していたとされます。
江戸時代には実用武器としての槍は造られなくなり、幕末の混乱の世で再び需要が高まったものと考えられます。

 

本作も動乱期において剛力の志士に使用されたものとみえる豪壮な大身槍で、区付近に切込疵が見られます。
穂長が二尺を超える長寸、平三角と呼ばれる三角形の断面をした造込、平地には樋が掻かれております。
古研ぎで穂先に錆、全体にヒケ傷が見られますが、武用主義の方へお勧めしたい実戦槍です。
同銘の勤王刀と合わせてぜひご検討ください。

≪姿≫平三角直槍、首八角。二尺を超える穂長の大身槍。穂先に錆、全体に薄錆とヒケ有り。
≪鍛≫板目詰み、柾目交じる。
≪刃紋≫焼きの低い小乱れ刃。直刃調の刃取り。匂口締まり金筋働く。
≪茎≫鑢目上方切、下方大筋違。角棟、孔一。長寸で尻折れ。
≪拵≫槍鞘、ツナギ有。

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