三日月美術

2024京都刀剣まつりにて

2024.05.07

おたけです。
5/3(金)~5/4(土)にみやこめっせで開催された「京都刀剣まつり」にお邪魔してきました。
遊びに行っただけですが……いずれ出店できるように精進いたします(^^ゞ

刀職でお世話になっている大御所の先生の御威光を借りて市を見て回り、出店されている刀剣店の方々とご縁をいただきました。

また大変光栄なことに、「塗師」の先生には江戸時代の様々な「塗り」について教えていただきました。

▲変わり塗や研ぎ出し鞘のサンプル展示

「塗師」は刀の鞘を塗る漆芸職人で、刀が身近であった江戸時代には数多くの技巧的な塗りが施され、
筆で入念に意匠を描いたもの、菜種の粒をまぶし、乾き具合が丁度良い頃合いに一つ一つ剥がして文様を出した鞘など、途方もなく手のかかる作業工程などをご教示いただきました。
研ぎ出しも現代主流のアカエイ、以外にも様々なものが使用されたとのこと。
梅花皮(カイラギ)や柳、藍など、革の種類により様々な表情の違いを見せていただきとても勉強になりました。

当店からも鞘誂え、塗りの工作をお取次ぎいたします。
お持ちの鞘を一流の技術で彩りたいという方がおられましたらぜひお問合せください。
内容や時期により金額、納期は都度相談となりますが、唯一無二のご自慢の外装になること請負です。

ご連絡をお待ちしております(/・ω・)/