この度、８振の刀剣が新たに入荷いたしました。
順次ホームページへ掲載予定ですが、掲載前でも店頭でご紹介できますのでお申し付けください。
※直近では今週末の6-7日（金・土）は出張で不在予定です。

入荷した刀剣は写真上から以下の通りです。

１．刀：和泉少掾藤原信右 二尺九寸一部 新々刀
特別貴重刀剣認定書付、なかなか見られない二尺九寸超の豪壮無比な勤皇刀です。（白鞘・拵）

２．刀：無銘 拵入 二尺三寸六部 古刀
貴重刀剣認定書付（平高田極め）、良質な時代拵えに納まった匂口明るい古刀です。（拵）

３．刀：越州住（以下切れ） 二尺三寸四部六厘 新刀
備山先生鞘書有（越州住下坂貞次極め）、磨上ながら常寸を残し、元が長寸であったことが偲ばれる、寛永から寛文に寄った姿の下坂貞次極めの良作です。（白鞘）

４．刀：無銘 二尺三寸二分六厘 古刀
研ぎにより状態良く、鎬やや高めで、詰んだ地鉄に低めの直調の刃、大和気質のある地刃の冴えた古刀です。（白鞘）

５．刀：無銘 二尺三寸一部 古刀
軍刀拵えに納まった先反り付き、重ねに比して身幅の広い古刀です。軍刀拵えに傷みあり、古研ぎですが、匂口の締まる小乱刃で物切れしそうな一振。畳用の試斬刀としてもお勧めです。（軍刀拵）

６．短刀：無銘 七寸七部八厘 古刀
１センチを超える重ねの短刀。刺突に特化した頑強な造り、時代拵入りの希少な作です。居合の前差しにも。（時代拵）

７．短刀：無銘 六寸 古刀
小ぶりで上品な平造の短刀。「御守り刀」として大切にされてきたものです。研ぎ身で保存状態良く、沸出来の直刃によく詰んだ精良な地鉄、上質な白鞘に納まり、地刃ともに申し分ない御守り刀です。（白鞘・金襴刀袋・桐箱）

８．短刀：包吉 六寸五部三厘 古刀
保存刀剣鑑定書付き（末手掻 包吉）。室町期の小ぶりな短刀で、意図的に刃区から大きく身幅を減じた姿、三ツ棟、細直刃、板目に流れる柾肌に沿って地景が顕れ、沸映りがみられます。時代の良質な拵えも付属するお勧めの一振です。

研ぎ状態が良いもの、古研ぎのもの双方ありますが、総じて刃縁が明るく冴えた作が多い印象です。
ぜひご検討くださいませ(｀・ω・´)ゞ